今やスーパーでも見かけるようになった「えごま商品」。
テレビなどで健康効果が紹介され、何度も話題になったのでご存知の方も多いでしょう。
せっかく健康のために購入するなら、同じえごま商品でも国産で農薬不使用のものが良いですよね。
そこで今回は、九州・佐賀県で栽培期間中、農薬や化学肥料不使用でえごまを栽培されている『えこびと農園』さんにお話しを伺いました。
「えごま」とは、一年草のシソ科植物で、青シソ(大葉)と良く似た葉をもつ植物です。
えごまの種子から搾った油「えごま油」はα-リノレン酸を非常に多く含んでいることから大変注目を集めています。
α-リノレン酸とは、脂質の主な構成成分である脂肪酸のひとつで、人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸です。
亜麻やえごまなどの野菜に多く含まれている体に良い油で、体内ではDHAやEPAに変換され、血流改善や動脈硬化の予防に効果的な成分です。
主な作用としては、抗アレルギー作用、中性脂肪・悪玉コレステロールの減少、血栓の予防、脳や網膜の神経伝達をスムーズにする(認知症予防)働きがあると言われています。
―会社を設立したきっかけを教えてください。
弊社は長年にわたり木材や住宅内装材などを取り扱う会社でした。
2013年11月、えこびと農園の代表・中村彰義が知人に誘われ韓国の農家を巡るファームツアーに参加した時のことでした。
そこで1件のえごま農家さんに出会います。
えごま葉や油の効能、搾油の様子を間近に見聞きし、えごまの素晴らしさに心底感動しました。
帰国後、早速えごま油を購入しようと近所のスーパーをまわりましたが、当時の日本ではえごま油が普及しておらず入手できなかったため、自ら韓国からえごま油を輸入し販売を始めました。
しばらくするとお客様から「国産のえごま油はないの?」と言われることがしばしば。「国産なら買うのに」と。
すると、今度は自らえごまの栽培に挑戦することに。
「安心して食べていただけるえごま油が作りたい!」この一審で農業未経験ながらに一念発起。
えごまを生産する農業法人「えこびと農園」を設立するに至りました。
―名前(屋号)の由来はなんですか?
えこびと「エコ」な人、という意味です。
弊社の理念に「自然素材や健康食材を活かした、人と環境にやさしい商品を開発し、お客様にサスティナブルなライフスタイルを提供する」という文言があります。
それを表しています。
―えごま商品を始めたきっかけを教えてください。
えごま実に含まれる必須脂肪酸(α-リノレン酸)はとても機能性の高い成分です。
えごま自体は、日本ではあまりなじみがなくマイナーな食材ですが、健康寿命を延ばすために非常に役立つものだと思いました。
えごまの葉も同様です。
えごま葉に含まれるポリフェノール(ロスマリン酸)にはアレルギー作用を抑える効果があります。
たくさんの方にえごまを知って食べていただけるよう、油以外にもお茶やふりかけ、ドレッシングなど日頃の食事に取り入れやすいえごま食品をお届けしたいという想いがきっかけです。
―商品づくりで大切にしていることは何ですか?
まずは、原料となるえごまを健康に育てる事です。
土づくりから始まり、成長過程でも化学肥料や農薬は一切使いません。
あとは、味です。
美味しくなければ食べたくないので。
お客様に美味しいと言っていただけるものを作るよう努力しています。
【製法へのこだわり】
えごまの有効成分であるα-リノレン酸は、熱に弱い成分です。
収穫してから搾油まで適切な温度管理を行っています。
えごま油の搾油方法は、熱をかけない生搾り製法にこだわっています。
時間と手間はかかりますが、α-リノレン酸を59%以上含む質のよい油が採れます。
また、お茶は、えごま独特の風味と有効成分であるロスマリン酸を逃さないよう、えごま葉を収穫した後すぐに低温乾燥させています。
いつも変わらない、そのままのフレッシュな香りと味をお届けしています。
【栽培・土へのこだわり】
野菜作りは安心・安全が当たり前です。
当社の商品を手にとっていただくお客様全員が安心して食べれるよう、化学肥料や農薬を使わない無農薬栽培を行っています。
除草剤はもちろんのこと、病害虫を抑える消毒もしていません。
えごまの葉はしその葉同様、虫がつきやすいため、土作りから工夫をしています。
自然界の微生物を活用した土作りをおこなうことで、虫のつきにくい丈夫なえごまを育てています。
【えごまたまご】
「えごまたまご」とは、えこびと農園のえごまの実の搾りかすと茎葉を食べて元気に育ったにわとりが産んだ新鮮たまごのことです。
にわとり達は、自然豊かな山の中で平飼い、放し飼いで元気に育っています。
えごまの飼料を食べて育ったにわとりのたまごには、必須脂肪酸の「α-リノレン酸」が多く含まれています。
黄身を見栄え良くするための着色添加物や飼育環境によるストレスで病気になるのを防ぐための抗生物質等の薬剤は一切使用していません。
たまご本来の美味しさをお届けしています。
―商品に使う原料はこだわりはありますか?
原料はできるだけ地元の物を使用しています。
たとえば、しょうゆや味噌なども佐賀県産のものを使っています。
また、保存料などの添加物も使用していません。
―最後にみなさまへ一言お願いします。
どこにもないフレッシュで上質なえごまの味を求めて、ここ九州・佐賀の地でえごまの栽培をはじめました。
「国産で安心して食してもらえるえごまを作りたい!」そんな思いが詰まった畑です。
地元の意欲ある農家さんや福祉事業所と連携し、九州産のえごまを全国に発信していくことで、愛する郷土の地域活性にも役立てていきたいと思っています。
えこびと農園の圃場は、2022年8月末に有機JAS認定が下りる予定です。(2022年8月上旬現在)
えごまは美味しくて健康維持に役立つ食材なのでぜひえこびと農園のえごまを取り入れてみてください!
100%自社農園+契約農家栽培のえごま実を使用しています。
熱をかけず、ゆっくり圧をかけてなましぼりしたえごま油です。
そのまま飲んでいただくか、サラダのドレッシングやカルパッチョなどにかけていただくのもおすすめです。
α-リノレン酸を50~55%以上含んでいます。
酸化防止剤不使用。
たくさん食べるにはうしろめたささえ感じるマヨネーズ。
その原料にα-リノレン酸を豊富に含むえごまたまごを使用することで、オメガ3が手軽に摂取できる健康を意識した新感覚のマヨネーズを作りました。
保存料、乳化剤、砂糖不使用の完全無添加マヨネーズです。
えこびと農園のえごま油の搾りかすを使って、ぬか床を作りました。
ぬか独特の臭みが少ないのが特徴です。
良質なタンパク質を含むえごまの搾りかすとぬかを発酵させることで乳酸菌が熟発酵しています。(乳酸菌量約8倍※通常のぬか床と比較)
商品の中にすぐに使えるぬか漬け用袋が入っていますので、開封後袋にぬかを入れるか密閉性のある保存容器に移してご使用ください。
あらかじめ発酵させていますので開封後すぐに野菜を漬けてお召し上がりいただけます。
初めて漬ける場合は、塩味を強く感じる場合があります。
2~3度漬けると塩分は和らぎます。毎日のかき混ぜは不要です。
3日に一度のペースで、下から上にかき混ぜて、最後に上から押さえて空気を抜いてから保存してください。
<漬け方>
- 野菜を水洗いして水気を切り、適当な大きさに切ります。
- 上記野菜をぬか床に入れ冷蔵庫で漬けます。
- 12~24時間を目安にぬか床から出してさっと水洗いし、お召し上がりください。
※漬け込み時間は野菜の種類、大きさ、温度により異なります。
えこびと農園のえごま油の搾りかすを使って、ぬか床を作りました。
ぬか独特の臭みが少ないのが特徴です。たしぬかとして使用できます。
本品500gに対して水500㏄を加えてぬか床を作ることができます。
その際は、15~25℃の場所で保存してください。
約1ヶ月で発酵熟成します。
たしぬかの場合は、使用中のぬか床に直接加えて硬さを調節してください。
3日に一度のペースで、下から上にかき混ぜて、最後に上から押さえて空気を抜いてから保存してください。
<漬け方>
- 野菜を水洗いして水気を切り、適当な大きさに切ります。
- 上記野菜をぬか床に入れ冷蔵庫で漬けます。
- 12~24時間を目安にぬか床から出してさっと水洗いし、お召し上がりください。
※漬け込み時間は野菜の種類、大きさ、温度により異なります。
独自の製造方法で「玄米・もち麦・えごま実・黒米・赤米・緑米・藻塩・水」をパックした後、一定期間低温で熟成させたレトルトごはんです。
生米の玄米を使用しているので、玄米酵素が働いて天然のアミノ酸を作り出し、低温加熱のためえごまに含まれるオメガ3を損ないません。
藻塩を入れることでほんのり甘く仕上げています。
玄米ともち麦のもちもち、えごまのプチプチ食感が楽しめる栄養たっぷり(ビタミンB1、ビタミンE、天然アミノ酸、オメガ3、乳酸、抗酸化作用、酵素)のバランスの良いご飯です。
化学調味料・保存料 無添加。
オメガ3(α-リノレン酸)を豊富に含む国産(佐賀県)えごまの実をたっぷり使用したドレッシングです。
化学調味料・保存料 無添加。
オメガ3(α-リノレン酸)を豊富に含む国産(佐賀県)えごまの実をたっぷり使用したドレッシングです。
化学調味料・保存料 無添加。
オメガ3(α-リノレン酸)を豊富に含む国産(佐賀県)えごまの実をたっぷり使用したドレッシングです。