EVENT

【 KeepCup ×AND THE SOIL.】サスティナブルなコーヒー文化はこのカップから始まった。元祖リユーサブルカップ、創業の歴史をチェック。

keepcup
みなさん KeepCup というリユーサブルカップをご存知ですか?

現在SDGsサスティナブルなどといった環境保護にまつわるワードを頻繁聞きますが、 KeepCupはまだまだそんな言葉が根付いていない2007年につくられました。

元祖リユーサブルカップKeepCup』について少しお話しします。

KeepCupのストーリー

KeepCupは、2007年にオーストラリアメルボルンで誕生しました。

Forsyth
ジェイミー&アビゲイル・フォーサイスがメルボルンでカフェビジネスを始めた1998年。

使い捨てカップが街角に現れるようになった頃でもありました。
こうしたカップは、多忙なビジネスライフを表す記号となり、カフェ文化が発展していく様子を象徴するものとなりました。

ビジネスが大きくなるにつれて、二人は消費される包装材の量に懸念を抱くようになりました。
特に気になったのが、ポリエチレンが内張りされた使い捨てカップだったのです。このカップはリサイクルできませんでした。

2007年、既存の再利用可能カップの試用をしたものの失敗が続き、これをきっかけに、ジェイミーとアビゲイルは自らカップをデザインすることにしました。

そこで誕生したのがKeepCup

有用性やサステナブルな生産体制、デザインの美しさが、人々の行動の変化を与え、便利な生活に対する考えに一石を投じることができるのか。二人は大きな賭けに出ました。

彼らの思惑通り、KeepCupが使い捨てカップを減らすひとつの方法だと人々が気づき、カフェなどで“リユース”を推進するムーヴメントが大きくなっていきました。

KeepCupの現在

現在KeepCupは、65ヶ国以上で使い捨てプラ削減に貢献しています。

そして、環境保全に積極的に取り組んでいる企業であるパタゴニアなどもメンバーである、1% for the planetのメンバーです。

KeepCupの売上の1%がこの環境団体へ寄付され、環境保全活動に活用されています。

また、KeepCupは、B Corporation(米国ペンシルバニア州に本拠を置く非営利団体のB Labが運営している認証制度)の認証企業でもあります。 B corporation認証制度は、企業の透明性、環境へのアクション、従業員の健康・幸福への配慮などをスコア化し認証されます。

KeepCupは、包括的な取り組みを行っているエシカルカンパニーです。

KeepCup Design

コーヒーのために特別に設計され、
すべての飲み物に愛されてきたカップ
design
●バリスタスタンダード?
KeepCupバリスタスタンダードデザインと呼ばれるのはなぜでしょうか?

それはコーヒーを飲む人だけでなくバリスタの方にも使っていただきやすいよう考慮されたデザインだからです。忙しいカフェで働くバリスタの使い勝手を考え、エスプレッソ、ラテ、ロングブラックなど様々なタイプのコーヒーにマッチするサイズ設計です。

KeepCupの創始者もカフェオーナーだったため、まさにバリスタがバリスタのためにデザインしたマイカップです。

●グループヘッドがはまるカップ
すべてのKeepCupは、コーヒーマシーンの「グループヘッド」といわれる部分がフィットするように設計されています。
コーヒーが出来上がってからカップを移す必要もなく、無傷のまま泡を抽出することができます。

●スポッとはまる新感覚の蓋
簡単にスポッとはまる。そして、堅く外れにくい。
KeepCupは、忙しい人のことを一番に考え、多忙の中でも美味しく飲んで頂けるために工夫をもってデザインされました。

●パーフェクトな一杯のために
容器の形も美味しいコーヒーをつくるために設計されているバリスタスタンダードカップ。完璧のコーヒーを作るのにも、ハートやロゼットを作るのにも向いています。

KeepCupの目指す未来

KeepCupは、再利用を通じて持続可能な生活をデザインをしています。

カフェやオフィス、おうちなどのあらゆる場面にリユースを取り入れることで、その実感と共にサステイナブルな生活が楽しくなってくるのではないかと考えています。

Less Plasticが目指しているのは、プラスチックを使わない生活ではなく、使い過ぎない生活です。
プラスチック製品を持っていたとしても、それを何度も繰り返し使うことができれば、そこに持続可能な循環が生まれます。
プラスチックをなくすことはできなくても、それを賢く消費することでゴミを減らし、より健康的な心と地球に出会えます。

サーキュラーエコノミーや製品管理、そして政府が抱えるあらゆるレベルの環境対策における大きな議題となっています。これは私たちKeepCupのこれからの議題でもあります。

KeepCup×AND THE SOIL.】

そんなKeepCupの活動に賛同し、AND THE SOIL.ではKeepCupとコラボしたオリジナルカップを販売しております。

カラーはAND THE SOIL.限定オリジナル。全てのカップに「ATS.」のデザインが印刷されています。

<Stainless Steel 4300yen>
keepcup_Stainless Steel
[耐熱・保温]
耐久性の高さ、再生可能で長寿命であること、材質が変質することなく100%リサイクルできる資源であることから、ステンレススチールを選んでいます。
18-8ステンレスは抗菌作用があり衛生的であるという特性で知られています。
それゆえに内側をコーティングしたり内張する必要もなく、手入れも簡単で、金属特有の後味がすることもありません。KeepCupは二重壁で真空密閉されているので、温かい飲み物でも冷たい飲み物でも安全で快適に持つことができ、美味しさが長持ちします。
<Glass  3750yen>
keepcup_Glass
[保温]
強化ソーダ石灰ガラスを使用しています。耐久性に優れ衝撃にも強く、食洗機で洗うこともできて、耐熱性もあるためです。こうした強いガラスではありますが、もちろん割れてしまう可能性もあります。
強化ガラスはリサイクルできますが、通常のガラス瓶よりも高温で熱しなければなりません。
もう一度言います、ガラスはリサイクルできるものです。
しかしあまりに量が多いため、潰して埋め立て地に送られることが多いのです。
ガラスタンブラーがリサイクルされずに処分されてしまう唯一の理由が、素材の破損なのです。
私たちはそれを避けるために、耐久性に優れた強化ガラスを選びました。
KeepCupでは毎年独自にガラスのテストを行い、標準の強度を保っているか、鉛とカドミニウムが含まれていないかを確かめています。
<Plastic 2500yen>
keepcup_Plastic
[保温]
プラスチックに関する議論は、使われる「量」です。ほんの短い間しか使われないのにもかかわらず、多大な量が使われています。ほとんどの使い捨てカップに内張りされているポリエチレン。
20個の使い捨てカップがあれば、プラスチック製のKeepCupをひとつ作ることができます。
求める使い方に適した素材を選び、それを製品に使用することが、適切な量の素材を長く使っていくことになるのです。プラスチックを使う理由は、軽くて耐久性に優れ、そして外出先でコーヒーを飲むという目的に適しているからです。
製造時にかかるエネルギーが少なく、加工時の許容誤差が小さい機械のおかげで、工場で出る廃棄物も少なくすみます。
軽量で積み重ねることもできるので、運送の際に発生する環境への負担も減らすことができます。
KeepCupは独自に全ての構成部品テストを行い、グローバルな食品安全基準に準拠しているか、BPA / BPSフリーになっているかを毎年確認しています。

購入はコチラから!

KeepCup世界で最も古く、人気のあるエコカップです。1千万個以上の売り上げ実績があり、オーストラリア、ヨーロッパ、北米では誰もがその名を知るブランドです。

購入者の多くはKeepCupをきっかけに便利さだけを追求する行動を見直し始めています。

環境に対するポジティブな姿勢が一般にも受け入れられるようになった今、私たちは言葉と行動をもって、サステナビリティについての対話を続けていく責任があります。

ぜひ私たちと共に、この活動を素晴らしい方向へと導いていきましょう。